FXでよく見る「通貨ペア」は取引するうえで覚えておきたい単語です。
「通貨ペア」は取引する2つの国の通貨を指します。
以下では「通貨ペア」について詳しく説明し、どの通貨が取引にいのかをお話ししましょう。
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FX取引のペアとは?
FXの取引のペアは、FXで買って、売る2つの通貨のを意味します。
例えば「日本円/米ドル」の場合、日本円を米ドルに換金し(買う)、米ドルを日本円にまた換金する(売り)、ということです。
通貨ペアのなかでも国内で特に主要なのは日本円、米ドル、ユーロです。以下はその3つの通貨を使った通貨ペアを3パターン紹介します。
日本円/米ドル
日本円は普段から使用している身近な通貨であり、為替手数料がかかりません。
日本市場の開閉時間は9:00~19:00と、私たちの活動時間に合っています。そのため取引がしやすい通貨のひとつです。
米ドルは、世界中で最も取引されている通貨になります。そのため取引額・量が大きく、安定しながらも利益を出しやすいです。
米ドル市場が活発な時間は日本時間で23:30~翌6:00(夏時間:22:30~翌5:00)と、値動きをリアルタイムで追いづらいものの、初心者でも安定して取引できます。
MT5ダウンロードすれば、リアルタイムで起きる必要はありません。
米ドル/ユーロ
米ドル/ユーロは世界中で取引が多い通貨ペアなため、値動きが期待できます。
ユーロはドルに続いて大きな市場です。多くのヨーロッパ諸国が使っている通貨であり、取引量が多くなっています。
またユーロ市場の取引時間は、日本時間で17:00~翌1:30(夏時間:16:00~翌00:30)と、アメリカと取引時間が被ります。
そのため米ドルに合わせて購入している人が、ユーロも一緒に購入するケースが多いです。
日本円/ ユーロ
日本円/ユーロも、日本円/米ドルと似た理由で多く取引されています。
ただしアメリカと違って、17:00~19:00の間は日本と取引時間帯が被るため、値動きが読み取りやすいです。
またユーロは20ヶ国以上で使われている通貨になります。
1ヶ国に経済や社会、貿易などに問題があっても、急に大きくレートが下がる不安は、アメリカと比べて低いです。
ぜひ自分に合った通貨ペアを使って、取引をしてみてください。